
外見を磨くのと同様、経験値をあげるためにも金銭的な投資は必要。
例えばあなたは、一ヶ月の美容代にどれくらいお金をかけますか?
ヘアサロンやネイル、エステにお洋服….女性は本当にお金がかかりますよね。
必要な自己投資…と思って、美しくいるための費用は奮発している人も多いと思いますが、たとえばその費用の何割かを “経験値” のために投資するのはどうでしょう?
経験値を”買う”

経験値のためにお金を使うというと、海外旅行や習い事、資格の取得などを思い浮かべる人が多いと思います。
どれも経験値を養うことができる素敵な投資の仕方だと思いますが、もっと効率的なおすすめの方法があります。
それは、自腹でお金を払ってワンランク上のクラスを積極的に体験することです。
わかりやすい例でいうと、電車や新幹線でグリーン車に乗る。飛行機は思い切ってビジネスクラス。また、敷居の高いいわゆる “高級レストラン”にも定期的に自腹で行くようにするなど。
なぜこれがおすすめかというと、ワンランク上の空間にはワンランク上の男女が集っている可能性が高いからです。
それは利用客だけでなく、そこにいる従業員も、またおもてなし内容も。
自ら投資をして高い水準の空間に身を置き、また高い水準のサービスを受けることで、おのずと自分の価値も内面から上がっていきます。人が環境で変わりやすいのと同じです。
自腹を切るというのが大切で、誰かに(彼氏などに)ご馳走してもらう、お金を払ってもらうではあまり意味がありません(それはそれで素敵な経験だと思いますが)。
自分で投資をするからこそ、その価値の高さを実感することで最大限に効果を発揮します。
中には「ビジネスクラスなんてもったいない!エコノミーでも席は確保されているんだから二倍以上の金額を払うなんて理解できない」という人や、「そんな過剰なサービス求めていないし、逆にソワソワして落ち着かない」といった反対意見もあると思いますが、その「落ち着かない」時期を乗り越えてその空間に慣れることこそがこの投資法の最大のポイントです。
居心地の悪い空間を楽しみ、居心地の良いものに変えていく

たとえば中学生時代、友達と行く飲食店といえばファストフード店やファミレスなどが多いですよね。中高生のうちから友人同士でイタリアンレストランに行く人は少ないと思います。
10代の頃の自分にとっては敷居の高かったおしゃれなレストランも、今では普通に入って楽しめているのと同じ。
年齢を重ねれば人は皆ある程度まで人間的なステップアップを経験しますが、そこから先を意識的に経験するかしないかで、内面から出る輝きや魅力も違ってくるのです。
はじめはどうしても居心地の悪さを感じてしまう空間も、何度も経験して慣れていくことでその空気感に馴染み、そして同じ空気感を纏うことで自分自身のレベルを引き上げることができます。
気づいた頃には、逆にエコノミークラスでは物足りなくなっているかもしれません。それはあなた自身のレベルが上がった証拠です。今後のモチベーションにも繋がりますね。
いくら使うかではなく、何に使うか
効果的な投資法についてお話してきましたが、いくら使うかは重要ではありません。
身の丈以上の背伸びをしすぎて無理をしてしまい、家計が火の車では本末転倒。
自分の中の可能な範囲で、何に対して投資するか。自分磨きの手間ヒマの何割かを、このような投資法に回してみては?という提案でした。
新たな自分磨きのヒントになれば幸いです。