皆さんはデンマーク という国を知っていますか?
デンマーク は北欧諸国の中でも、常に世界で幸福度ランキングTOP3の常連国である一方で税金が20%とかなり高いことでも知られています。
日本からは直行便でも12時間かかり、また現地では公用語がデンマーク語ということもあって、街には英語表記もまだ見られないところも多いため、アジアからの観光客は少しハードルが高い国でもあります。
そのためまだまだ日本人でもデンマーク がどんな国かを知る人は少ないかもしれません。
《デンマーク ってどんな国?》
まずデンマーク の基本的な情報について。
デンマーク といえば有名なのはおもちゃのLEGOや童話アンデルセンの人魚姫や、モダンでお洒落なデザイン家具や建築が多く知られています。
最近では”HYGGE”という言葉が日本でも数年前にはやりましたね。
一度は聞いた事がある方も少なくはないかもしれません。
デンマーク の国土は日本の1/3でありながら、人口は日本の1/22。
いかに日本の人口密度が高いかがわかりますね。

《社会保障制度にとにかく力を入れている国》
小さい国土でありながらも、国民一人あたりのGDP(国内総生産)は非常に高く、デンマークは医療関係、製薬会社が強い国でもあり、日本に入っているインシュリンなど糖尿病の薬はほとんどデンマーク の会社のものです。
また冒頭にも伝えた通り、20%という高い税率ではあるものの、その税率が高い分、社会保障がとても充実しているため、医療費や教育費が無償でうけられます。
なかでも特徴的なのが家庭医という制度で、国民は各自、自分の家庭医を選んで登録することができ、医療の‘門番“とも呼ばれ、病気になれば家庭医に連絡し、診療・治療・薬の処方を受けることができます。

《国土が小さくても、多方面で世界の一歩先をいくデンマーク》
また注目すべきは、デンマークの首都であるコペンハーゲンはデンマーク全人口の1/5が暮らしているのですが、サスティナビリティに対する意識が評価され、「ヨーロッパの緑の年」として2014年に欧州委員より選出されている、地球に優しい都市でもあります。
人口の約40%が自転車を保有していて、自動車よりも圧倒的に自転車利用者の方が多いといわれています。
そのため、町全体の道路が、自動車利用がしやすいように舗装、デザインされているのが特徴的です。また現地に行って、そういった“環境”に配慮されたオーガニックやエコに関するお店やホテルがいたるところにあるのも印象的で、加えて国をあげて2025年までに世界初のカーボン・ニュートラル都市を目指す事を宣言するなど、世界の中でも先頭を切って環境に配慮した都市作りを進めています。
これは世界でもかなり高い水準の目標で、2019年世界のSDGs(持続可能な開発目標)
ランキングではデンマークは世界1位、日本は15位と先進国のなかではかなり遅れをとっています。

いかがでしたか?デンマークの基礎的情報や、他の国よりも充実している社会保障制度、一歩先をいく国の持続可能な社会に力を入れている部分についてお話ししました。
次回はデンマークに在住している日本人からお聞きしたデンマーク人の特徴をお話ししながら、デンマーク人の幸福度の高さをより紐といていきます。