あなたの選ぶ結婚相手の条件は何ですか?
容姿は?収入は?学歴は?
自分のことはさて置き、相手に対する希望はあげたらキリがないのが本音ですよね。
仮に理想の相手と結婚ができたとしても、それはゴールではなくスタートライン。肝心なのはその先の結婚生活です。独身時代より結婚後の人生の方が一般的には長いですから。
私自身結婚生活を送る中で様々な反省点や、自分のこのスキルは役に立った!と思うことなどたくさんありました。
そして当時からスマートな大人で経済力もありモテモテだった夫が、どうして15も歳下のまだ未熟で子どもみたいだった私を妻として選んだのか、正直疑問でした。
そんな夫が話してくれた「私を選んだ理由」や、「魅力的な妻」で居続けるために持っておくといいスキル・心得を、私が個人的にたくさん感じた中から3つお話します。
“良いギャップ”を養う
友人の紹介で、いわゆる飲み会で出会った私たち。
当時の私は大学に通いながらキャンギャルやレースクイーンをしていて、まさに派手な今時の若い女の子でした。
そんな私に夫が強く興味を持ったキッカケは意外にも、当時私が書き溜めていたブログだそうです。
元々本が好きで文章を書くことも好きだった私。知り合ってすぐに繋がったSNS上にリンクさせていた私のブログを読んで、見かけによらず文才があってしっかりしているな、と興味を持ったんだそうです。
そしてもう一つ、見かけによらず料理ができたこと。付き合ってからちょくちょく料理を作るようになり、意外にも家庭的な一面を見て結婚を強く意識できたんだとか。
若くて一見派手だったからこそ、そういった真面目な一面が”良いギャップ”としてプラスに働きやすかったのだと思います。
家事でもキャリアでも語学でも。できるだけ早いうちから良いギャップを養い、相手に「おっ」と思わせる一面を持っておく。
これは早ければ早いほど(若いうちに習得しておくほど)有効です。これはまた別の機会に詳しくお話したいと思います。
料理のスキルは絶対に必要
結婚する上で、料理のスキルは確実に習得すべきです。
男性が結婚生活に一番求めるものは何だと思いますか?
妻の若さや美貌?楽しさや刺激?
最初の1〜2年はそうかもしれませんね。
答えは「癒し」です。
それを一番体現しやすいのが料理。
美味しい外食もいいけれど、手料理で夫の胃袋をしっかり掴めているのといないのとでは、円満度が全然違います。
「胃袋を掴む」とは、その味やクオリティではなく、家に帰ると安心感のある家庭料理が迎えてくれること。ほっこり心癒され、家を”帰りたくなる場所”にすることが本質だと考えています。
それでいてクオリティが高ければ高いほどパーフェクト。
都会で仕事をバリバリこなし、ストレス社会と隣り合わせで生きている「ハイスペック男子」にほど有効です。
婚活準備としてお料理教室に通う女性も多いですが、ここで注意して欲しいのはあくまで”温かい家庭料理”のスキルを養うこと。凝った料理でなく、普通でいいのです。
パンやお菓子作り、ガスパチョやアーリオ・オーリオ等ではなく、生姜焼きや味噌汁、肉じゃがを習いましょう。
またもうひとつ注意点として、やりすぎは禁物。お付き合いしたての頃や新婚時にやりがちですが、毎日気合を入れてたくさんの品数やご馳走を作って帰りを待つなどはやめましょう。あくまでほっこり癒される日常感が大切なので、少しでもプレッシャーや重さ、非現実感を感じさせてしまっては逆効果。
毎日おかずを3品以上用意すれば、彼にとってもそれが当たり前になってしまい、こちらにも無理が生じてしまいます。
心地よい結婚生活を長く送るには、はじめから無理は禁物です。
できる範囲で、頑張りすぎない
料理の話だけに限らず、これは”いい妻”でい続けるために最も重要だと感じます。
夫が毎日手料理の夕食を楽しみにしてくれているのを知っているので、私自身期待に答えようと勝手に頑張りすぎていた時期がありました。
共働きで私の方が帰りが遅い日でも必ず買い物に行き、ひとりでイライラしながら食事を作り、夫の話にも優しく返答できず食卓の雰囲気は最悪….本末転倒ですよね。
話し合って決めたわけでもないのに、なぜかこれは私の仕事、これはこうしなければいけない、といった謎のルールに縛られて無理をしていませんか?
こんなことで夫に優しくできなかったり家の雰囲気を悪くしてしまっては意味がないと思い、しんどい時に無理をしてごはんを作るのはやめました。
その他の家事も、その日のうちにこれを片付けなきゃ!と思い込むのをやめて、適度に手を抜く。そして相手にもどんどんお願いをする。
相手を思いやることや努力することは大切ですが、いい妻でいようと頑張りすぎて無理をすると、それは結局ストレスとなり関係の悪化につながり、いい妻でい続けることが困難になります。できることをできる時に頑張るくらいのスタンスで、自然体でいられる関係性を築きましょう。
いかがでしたか?
たったひとりの、自分にとって最高のパートナーから”選ばれる女”に。そしてその後もずっと”魅力的な妻” であり続けるために心がけていることの一部をご紹介させていただきました。