昔は、漢字の勉強や英語の単語を覚えるときなど、必ず書いて覚えたものです。書かないと身につかない!それくらい言っていいかもしれませんでした。それが今となってはタブレットやPCなどを使う事のほうが多くなってきていて、書いて覚えるという行為が少なくなってきました。
手で書く事の重要さ
書くという行為は自分の手を使って、脳裏にその言葉を刻む事でもあります。人間は自分の手足を使って得た情報は忘れにくいです。アナウンサーとして日本全国118社の新卒採用試験を受けましたが、私は全ての現地に赴いて足を運んで感じた事を心に刻みました。それを採用の面接官に話すのと、インターネットの情報で感じた事を話すのとでは大違いです。履歴書を書くときもWordなどを用いるのではなく必ず手で書くようにしていました。
どうして手で書くと覚えられるのか
手で書くとどうして覚えられるかというと、イメージがわくからです。イメージがわくとそのイメージを現実にするためにどうしたらいいかを考えます。例えば、漢字の「薔薇」を書こうと思うと何辺なのか書き順はどうなのか、考えているだけでもイメージに近づけます。そしてその手順で書いているうちに覚えます。アナウンサー就活もそうでした。全国を行脚した時に、どうしてその地方局のアナウンサーになりたいかを聞かれます。キー局や地元局を落ちたので滑り止めできました!なんて言えませんので、実際に来てみて感じた事を伝えてどのくらいその地方局のアナウンサーになりたいかアピールします。
夢を叶い続ける秘訣
夢が叶う「書く」という行為についてですが、手帳や落書き帳や広告の裏でもいいので適当にでも書きなぐる癖をつけた方がいいです。書くという行為は直接脳とつながっているため、イマジネーションしやすくなります。私も思った事やこうなりたいとイメージできたものに対しては思うだけでなく書くようにしています。書くと、あとから見返す事もできますのでより脳裏に植え付けやすくなるのです。
私の友人は書く事によって結婚するという夢を叶えた人がいます。その友人は夢を叶える手帳講座を始めて書くという事を指導する事を仕事にしました。生徒にどのように書く指導をしているか聞くと、イマジネーションの源になるものすらないという人もいるので、自分がワクワクする事を書いてもらう事から始めるそうです。例えばアリアナグランデが好きならその写真を貼って、どういうところが好きかを書くだけでもワクワクしてくるそうです。自分がアリアナグランデみたいになっている想像をしてもいいかもしれません。自分を見つめなおす書くという事を是非お勧めしたいです。