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Lys blanc Volteメンバー記事 「身体と心のスーパーデトックス!週末ファームステイ」



Lys blanc Volte(リス・ブラン・ヴォルテ)メンバー記事



こんにちは!小島あり彩です。

土に足をつけて、作物の息吹を感じて、大地にかえる。

私のスーパーデトックス術。それはファームステイ。

今年も夏が始まるタイミングで行ってきました!



〈忙しなく生きる「自分」から、ふっと力がぬける農作業〉

気づかぬうちに日本では稀少になった、薬や除草剤などを使わない自然栽培の田んぼは私たちの聖地。

ペディキュアを落として、えいやっとサンダルを脱いで、はだしで泥に足をそっといれて、汗をかきながら目の前の自然とただただ向き合う。

普段はあまり得意じゃない虫も田んぼにいると、不思議と可愛らしかったり、同じ大地の仲間みたいな感覚が芽生えてきて、東京の日常から世界が違うところに来たんだって気づく。

身体も心も奥底からほんとうにすっきりして、ふわっと軽くなります。

思いっきり軽くなった後に、「あ、知らないうちに色んなものいっぱい抱えちゃってたんだ。」ってまた気づく。

自然と繋がる時、自分の奥深くと繋がる。

そんな風に東京で忙しなく生きる「自分」という存在からふっと力がぬけるファームステイは今回で3年目。



穏やかな田んぼの中にいると、ずっと昔から自然の中の一部として、生きてきたんだなって感じます。

わたしの中で農作業は、デトックスであり、マインドフルネスでもあり、誰かが喜んでくれることであり、大昔からみんなで取り組んできた命を紡ぐ作業であり、どこか神聖なこと。

「きつそう」というイメージで挑んだ農作業は、想像していたのとはずっと違う体験でした。

一緒にいくメンバーと話をしていると、人によって自然から受け取るメッセージや気づきが違うのも面白いんです。





〈 内側から生命力チャージ!農家の食卓〉

農家の食卓は、太陽をたっぷり浴びて人間の手で丁寧に育てられた季節の食材や、食べる日を楽しみに仕込んだお味噌、カラフルな自然の色などわくわくするもので構成されています。

そして、季節の食材には、その時期の身体に必要なものが含まれているのです。

例えば夏が旬のきゅうりが身体の熱を取り、心地よく過ごすことができます。

自然の中で育った採れたてのものを、できるだけそのままいただく。

この上ない贅沢さを感じる食卓です。



竹を割って、流しそうめん器を作ったり、ドラム缶に藁を入れてカツオを藁焼きしてみたり・・、都会に溢れている便利なものは少なく、普段田んぼに囲まれて暮らす農家さんから「今あるもので工夫すること」の大切さを学びました。





〈帰ってからも楽しいファームステイ 〉

ファームで収穫した野菜の中で形がいびつだったりと販売できないものを譲ってもらうことや、採れたての季節野菜を購入させていただくことも。

自宅に帰って、生命力溢れる野菜を料理して食べるのも、また良き時間。

ファームステイに行くようになってから、素材が美味しいものほどシンプルにグリルして塩や醤油をつけるだけで、とびっきりのごちそうになることを知りました。



農家さんでいただいたご飯のレシピを聞いて、家で再現するのもまた楽しい。

今回私は「夏野菜の揚げ浸し」の味が忘れられず、帰宅後真似っこして作ってみました。

作った料理を口にする度に、「あ〜!あの時の農作業気持ちよかったな。」「泥だらけで食べたご飯美味しかったな〜」って思い出して、また明日からがんばろうという気持ちが湧いてくる。

日常にある当たり前を尊いことだと感じることができるのは、日常から一歩離れて自分や環境を見つめ直すから。

そんな日常の幸福度を高める機会になるファームステイは、毎年の楽しみの一つ。

海外のようにもっと気軽にライフスタイルの一つとして楽しめるファームステイがあればいいなぁと思い、自分の理想のファームステイのアイデアを書き留めている今日この頃です。

最近お疲れ気味だったり、ストレスが溜まってる方は、少し遠いところへと足を伸ばして土に触れてみてはいかがでしょうか?

今の環境から離れて新しい発見があるかもしれませんね。




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