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赤ちゃん以前のお腹にいるとき(胎児)からの栄養の重要性


こんにちは。管理栄養士のゆみです。

以前、「妊活応援ナビ」で、妊活応援レシピを書いていたこともありますが、妊娠や妊娠前の栄養がいかに大事かということを今回お話させていただきます。

デイヴィッド バーカー著「胎内で成人病ははじまっている」でも有名ですが、ママのお腹にいるときの栄養がその後の児の体質にも影響を及ぼすことはご存知でしょうか。



近年、低出生体重児が増えている世の中ですが、低出生体重児として生まれた子どもは、その後、肥満や2型糖尿病、高血圧のリスクなども多くなるということが言われています(American Journal of Obstetrics & Gynecologyにてde Boo, H.A. and Hardingらが2006年に発表しています。)

胎内で栄養が足りないことを感じた赤ちゃんは、生まれてか栄養をためようと、遺伝子に刺激のスイッチがはいり、少ない栄養でもいきられるように適応し脂肪もためこみやすい体質になりがちであるようなのです。



遺伝子に影響を与えるのは、受精するときから始まっています。そうしますと、受精前からの栄養が大変重要ということになります。

低出生体重児は、分娩週数に関係なく出生時の体重が 2,500 g未満の児を低出生体重児と定義されています。

「健康日本21(第二次)」では、若年女性のやせは骨量減少、低出生体重児出産のリスク等との関連があることが示されています。

平成29年度の国民健康・栄養調査では、20~50歳代の女性のやせの者(BMI<18.5 kg/m2)の割合は、いずれの年齢階級も10%超であり、特に20歳代では21.7%であったと報告されています。



 また、赤ちゃんの目は妊娠2週目ごろから、脊椎は3週目ごろからつくられていきます。

目はたんぱく質、脊椎形成には、造血のビタミンと呼ばれる葉酸が関わってきます。妊娠がわかる前からごく早い段階で赤ちゃんの身体は作られていきます。身体をつくる基盤となるたんぱく質はもちろん重要ですが、脳細胞の膜をつくる、良質な脂質(DHAやEPA等)も重要す。特に葉酸はDNA・RNAなどの合成を促し、細胞の分裂や成長にも関係します。



 体型のことばかりを考えて栄養不足でいると、もし妊婦さんになったときにはすでに遅いかもしれません。これから妊娠を考えている女性はもちろんそれ以外の人でも、健康維持のために、栄養がきちんと足りているお食事を目指しましょう。

ちなみに、「栄養素がきちんと回っている身体」は、病気等でない限りは太らず、理想的な健康的な体型が作られます。

現代は、加工品や人口甘味料等、また炭水化物や身体にとってよくない油(トランス脂肪酸)が入ったものが世の中にあふれています。そういったものはなるべく控え、5大栄養素であるたんぱく質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルがきちんと含まれた食材からバランスの良いお食事をきちんと3食行うことが、理想の体型に近づく第一歩です。未来の赤ちゃんのためにも、健康を維持するためにも、栄養素がきちんと回っている身体をつくりましょう!




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