“新しい形の恋愛や結婚の提案“
近年、同性パートナーシップ、選択的シングルマザー、事実婚など、家族や結婚にまつわる人間関係のあり方が多様化しつつあります。
時代の変化とともに、恋愛の形も
「当たり前」が「当たり前」でない時代になってきたのかもしれませんね。
そんな中で、複数のパートナーと同時に性愛関係を結ぶ
“ポリアモリー”があるのをご存知でしょうか???
参照:https://www.pakutaso.com/20170537129post-11391.html
ポリアモリーは浮気、不倫じゃないの??
参照:https://note.mu/you1026/n/n6b07e93173c0
上記の画像をみるとわかるように、
“浮気”“不倫”とよばれるものは
自分の中の100%の気持ちを、愛してしまった相手の人数の中で
分散してしまっているといった形です。
それに対して、「ポリアモリー」は、
愛している人一人一人に100%全力で愛する
といった形なのだそう。
重要なのは、『関係者全員の合意を得ている』
という点。
もし関係者一人でも合意を得られていない場合、それは「浮気」となってしまいます。
愛する人に対して嘘をつかず、
またパートナーに対してもそうであってほしいと願うことが、
ポリアモリーの根底にある考えだそうです。
ポリアモリーの関係を続けていく中で
重要な点をいくつかあげてみました。
1.特別をつくらない
参照:https://www.pakutaso.com/20170750188post-12412.html
ポリアモリーという関係性を選択している人は、
既存のパートナーにも魅了を感じていますし、
別のパートナーには別の魅力を感じています。
要は、パートナーの優劣が存在しないのです。
一人ひとりが大切な存在なのです。
ひとりのパートナーばかりといるのではなく
それぞれのパートナーの違う部分を愛し、特別な存在を作りません。
こういった部分から、配偶者や恋人から不満が出づらいのです。
不倫や浮気では、気に入らない相手を蔑ろにしたり、
不倫相手や浮気相手の場所に居続けることもあるでしょう。
また、面倒になった時、不倫相手・浮気相手を簡単に切り捨ててしまう事もあるでしょう。
しかし、ポリアモリーには特別な存在がいません。
全てが大切で、どちらか一方に偏ることがないのです。
2.理解がある人とだけ付き合う
参照:https://www.pakutaso.com/20170754191post-12443.html
ポリアモリーの関係性を持つ中で、
その関係者すべてがポリアモリーについて理解し、合意している。
その必要があります。
たとえば、
一方が浮気だと思っていて、もう一方は
これはポリアモリーだ。と押し通すようなことがあってはなりません。
絶対的にこの関係性において
トラブルがあってはならないのです。
よって、交際する前に
しっかりと相手にポリアモリーのことを打ち明け、
理解し合意してもらうことが何よりも重要になってきます。
参照:https://www.pakutaso.com/20180106029post-14979.html
3.嫉妬をしない、嫉妬をみせない
ポリアモリーという関係性を持続させるには
嫉妬は禁物です。
そもそも普通の“浮気”とは違い、
自分よりも大切に扱われることがあるわけはないし、自分の魅力を最大限に理解、
愛してくれる人がいます。
それでも人間同士でありますから、
完全に嫉妬という感情を消し去ることはできません。
そんなときは、相手には見せずに、
改めてポリアモリーの関係性であることの自分自身の見直しをして
初心の気持ちを振り返ったりして
気持ちを沈めることが大切です。
恋人に嫉妬心をぶつけることもないため、円満な交際関係を築くことができるのです。
参照:https://www.pakutaso.com/20180131018post-14848.html
新しい愛の形。ポリアモリーがあることを知ろう
ポリアモリーは近年表立ってでてきたものではありますが、
ずいぶん前からこの関係性は存在しておりました。
表面的だけみると、
「そんなの浮気じゃないの?よくないことだ!」
という概念を抱いてしまうかもしれません。
しかしながら、この愛の形は実際に存在します。
LGBTなどもそうですが、
必ずしも愛の形に正当性はありません。
私たちも人間ですから、“人を愛する“といった感情は
千差万別だとおもいます。
大事なのは、その事実に関して
表面的な判断だけで偏見を持たないこと。
持つ前に、
まずはそのことについて深く知ってみる。
知ることが、理解することの前提として
1番大事になってきます。
時代とともに愛の形が変容していっているのは
紛れも無い、事実。
みんながそんな愛の形を
偏見をもたずに理解しあえる世の中に
していけたらいいですね。