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ダイエットの⼤敵!なぜイライラした時は⽢いものが⾷べたくなるの??




イライラしたら⽢いものが欲しくなる!

こんにちは、ドクターしょこたんです。

このコラムでは医師の視点から今⽇すぐ使える知識をお伝えするコラムです。



これを読まれている皆さまはストレスを感じたときにどんな⾵に対処をしているでしょうか?けっこう、「⽢いものを⾷べる」がストレス発散になっている⼈、多いのではないでしょうか??





「⽢いものを⾷べることでストレスを軽く感じるようになる」ことは、科学的にも証明されています。

これは、脳の報酬系という、脳の中のシステムを利⽤しています。以前もお話ししたように、昔はいつ⾷料が⼿に⼊るかわからない状態でした。そのため、脳は⾷べ物を⾷べると「報酬」を与えて⾷べ物を探すように仕向けたのです。

具体的には砂糖を摂取すると、報酬として幸せを感じる物質が脳からでるのと、脳にエネルギーが補充されるので、結果としてストレスが軽くなったかのように思えるのです。



脳をだます砂糖と脂肪

ただしこの効果は、短時間ですし、脳がだましているだけで、根本的な解決にはなりません。たとえば仕事が忙しくて睡眠不⾜の時にもお菓⼦を⾷べると感覚的に気持ちが楽になったり、もうちょっと仕事を頑張れるエネルギーがわいてきたりしますが、⼀時的なものです。根本的に疲労をとるには休養する必要があります。




しかも、砂糖を⼀度にたくさんとりすぎると、逆効果になります。どういうことかというと、⾎糖値が急激に上昇した時は、⾎糖値が上がったことを体が感知して⾎糖値を下げるホルモンが⼀気に出てきます。⾎糖値を下げるホルモンが出すぎてしまって、低⾎糖になる場合があります。すると、交感神経という興奮する⽅の⾃律神経が活発になり、イライラしたり、汗が出てきたり、怒りっぽくなったりと、砂糖でストレスを解消しようとしたのに逆にイライラする状態になってしまいます。

なお、この低⾎糖は⼈によって反応が違うので、⼀概にどのくらいの量で低⾎糖が起こるかは、実際に調べてみないとわかりません。

そしてさらに危険なのが、砂糖+脂肪の組み合わせです。砂糖が多く脂肪が多い⾷事をずっと⾷べていることによって、脳の⼀部に炎症反応(⾵邪などと同じく、免疫が働く反応)が起こり、脳が同じ⾷事量に対して反応が鈍くなり、満腹を感じにくくなるとも⾔われています。




砂糖は適量に

WHOの基準ですと、砂糖の推奨摂取量は1⽇あたりのエネルギーに対して10%未満にするように⾔われています。さらに理想的な砂糖の1⽇推奨摂取量は1⽇あたりのエネルギーに対して5%未満です。具体的には1⽇25gと⾔われています。これは⾓砂糖8個程度です(⾓砂糖1個=3gと計算)。





これは⾝の回りの砂糖が⼊っているものを考えてみると、たとえばアーモンドチョコレート5粒だと⾓砂糖約3個の糖量になります。なお、⼀般的な炭酸の清涼飲料⽔500mlでは19個分くらいの糖量になるので、これだけで1⽇の⽬標量を優に超えてしまいます!!(※)以外とすぐに1⽇量に達しますので注意しましょう。
※ ⾷品栄養データベースより計算。厳密には砂糖の量はショ糖量のみですが、上記計算では⾷品に含まれる糖質量をそのまま砂糖量に換算しています。



【まとめ】

砂糖と脂肪分の多い⾷品でストレス解消をするのはやめよう。
砂糖の1 ⽇の⽬標量25g に抑えられるよう意識してみよう。