友人が始めたヨガのクラスに行ったのがきっかけで
“心が体に大きく影響する“、
という大学時代に学んでいたことを身をもって体験して以来、
少しずつ知るヨガの世界の奥深さに魅了され、早10年。
新約聖書も、ブッダに関する本も、
ヨガを知るようになってから読むとまた感じることが違うので面白くて、
アーサナの実践を積み重ねるのと同時に、
何度生まれ変わっても追いつけなそうな長い歴史の中で培われた叡智を知り続けるのがワクワクします。
こうした自発的に深めるヨガがある一方で、副産物が多いのもヨガのなんだか嬉しいところ。
平熱が1.5度あがって、顔色が悪い悪いと言われることが少なくなったり、
ペットボトルが空けられなかったのが、今じゃ空けられないフタが無いし(若干盛っています)、
何より、いつの間にか“極度のアガリ症“が“普通のアガリ症“に近づいたこと。
そしてド緊張の状態に、私自身の体と心が以前ほどその恐怖に脅かされることなくパフォーマンスができるようになっていたということ。
それに改めて気づいたのは先日演奏の機会を頂いた企業の船上パーティ。
緊張感に体と心が踊らされると、入るべき力が入らず、緩むべき筋肉は収縮し、足下はおぼつかず、奏でる音はみすぼらしい・・・
クルーザーって揺れるイメージ無かったのですが、演奏者として立つと揺れが目立つんですね。
ところが、体幹が鍛えられたところに、緊張の魔物に踊らされなくなった私は、
揺れのバランスを取るための足の動きもリズムのステップに合わせられるほど、“普通のアガリ症“になっていたんです。後はもういつも通り楽しく演奏させていただきました。
体幹と心の悪魔コントロール、ヨガ以外の時間に感じるヨガの副産物を再確認したのでした。
思わぬところで気づく副産物。
生徒さんからも、人前での動悸が少なくなった、人の目を見て話せるようになっていた、いつの間にか間食が減っていた、等ヨガの副産物に気づいた声を聞く度に自分のことのように嬉しく思っています。
みなさんにとっての副産物はなんでしょうか?機会があったら聞いてみたいです♪